幼児英語教育の強い味方!日本の「プリスクール」を徹底解説!

2023/08/09

日本では早期英語教育の熱が次第に高まり、「英語教育」が必修化された小学校はもちろんのこと、最近では保育園や幼稚園でもカリキュラムや課外活動に英語を取り入れているところが増えてきています。
今回は、そんな中でも特に幼児の英語教育に力を入れている「プリスクール」について、詳しくご紹介します。

プリスクールとは

本来、英語として使われる“プリスクール(preschool)”は幼稚園や保育園という意味の言葉ですが、日本におけるプリスクールは「英語をメインとした保育を行う施設」のことを指します。より早い段階からお子さまに英語を学ばせたいという保護者の方を中心に、今多くの注目を集めています。

プリスクールの特徴1~他施設との違い~

保育園/幼稚園との違い

一般的な保育園・幼稚園の場合、お子さまを預けられる時間は週に5日、1日あたり8時間~11時間ほどですが、プリスクールの場合は施設やコースによって保育日数も様々なので、ご家庭に合った利用時間をお選びいただけます。
また前述の通り、プリスクールでは園内におけるコミュニケーションのほとんどを英語で行っているところも多く、英語教育に関する方針の違いが最も大きな特徴といえます。

インターナショナルスクールとの違い

インターナショナルスクールは一般的に日本在住の外国籍児童を対象とした教育施設であるのに対し、プリスクールは日本人の未就学児を対象とした保育施設のため、受け入れ対象や目的、カリキュラムなどが明確に異なります。

子ども向け英会話教室との違い

英会話教室では、短時間の「授業」を通して英語知識や語学力を習得するケースが一般的ですが、プリスクールでは園での生活や行事を通して日常的な英会話術や異文化を学ことができるので、お子さまの好奇心を刺激しながらより自然に英語への理解を深めていくようなスタイルが主流となります。

プリスクールの特徴2~メリット・デメリット~

プリスクールのメリット

メリットとしてはやはり、順応性や吸収力の高い幼児期から長時間生きた英語に触れることができるという点です。英語学習に特化したプログラムに加え、講師もネイティブスピーカーや一定水準以上の英語スキルと経験を持った人材が揃っており、お子さまに英語力を定着させるための教育環境が整っているといえます。

プリスクールのデメリット

一方デメリットとしては、一般的な保育施設よりも費用が高くなるという点が挙げられます。園によっては年間約100万円以上の学費に加え、教材費やイベント参加費などの諸費用が必要となる場合もあります。
ただ、多くのプリスクールは認可外の保育施設となるため、一定の条件を満たせば補助制度(幼児教育・保育無償化)の対象となるケースもありますので、気になるスクールがある方は料金や利用可能制度についても詳しく調べてみましょう。

まとめ

昨今のグローバル化に伴い、英語関連のスクールや教室の種類も大幅に増えてきていますが、学習者の年齢や目的によって最適な環境は異なるため、通学にあたりそれぞれの違いやメリットをきちんと把握しておく必要があります。
また、プリスクールのなかでも地域や園によって多種多様な指導方針プログラムがあるので、必ずいくつかの候補から比較・検討のうえ、事前の見学相談でお子さまに合ったスクールを見つけ出すことが大切です。

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